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コシキ

 食料を蒸す方法は水を入れて焚くより、古くから行われていた。古代遺跡から多く出土している。現在よりも重要な調理具であった。
  コシキの底に細かい渡し木が取り付けてあり、その上に簾を敷き餅米等を入れて幾つも重ね湯釜の上に載せて蒸す。

おはぐろ 

 「カネツケ」とも言う。今はつける人もいないが、戦前までは嫁入りする前日に友達を集めて、「カネツケ祝い」を行い、お歯黒をつけた。
 古く釘、古鍬など鉄屑を焼いて濃いお茶を入れて、酒、飴を加えてつけやすくした。戦国時代まで男子もつけていたが、以後女子だけの習慣となった。中世になると、女子は元服の時(9歳ぐらい)につけたが、だんだん遅くなり、嫁入りの日、里帰りの時につけ、成女の印から既婚者の印となった。

ダミ棺

 お棺は、ガンオケ、ガンバコ、ノリフネ、ヤマオケ等と呼ばれ、材料として、杉、松、樅の木等の材料が用いられた。
 座棺と寝棺とがあるが、古くは座棺が一般的で寝棺は異常死、生前脚が悪かった人の遺言によるものが多く、金持つが使うものという概念があった。
 日本の葬法は、土葬、水葬、火葬、風葬、樹上葬があったと考えられている。

エビスザラ

 必ず新藁で作る。結び方はえびす結びと称して特殊なものである。エビス講、お大黒の日にお膳をつくってそれぞれの神に供えるが尾頭付きの生魚をこのエビスザラにのせて供える。

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このページは、昭和町公民館が作成した資料を、千田佐市商店がhtml形式にして掲載したものです。
実際の資料とは少し構成が違っていますことを、ご了承ください。
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