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カラウス

ウスはハネのしたの部分までニワ(土間)に埋め、ろくろ型にした杵を使い両足で交互に踏んで米をつく。水力を利用したバッタリ方式のものもあった。

ガンジメ

 除草用具に相当するもので、田植えの終わって一番クサ(除草)の前に使う。両手に持って株間の土を返していく。

フタリマンガ

馬の入れないような小さい田で用いられた。2人両側に分かれて柄を持ち呼吸を合わせて代掻きをする。

フタリモッコ

 堆肥、土の運搬に用いる。前後に1人つき、2人でもって運ぶ。構造は杭2本と固めの縄で作ったもので、使い終わると腐らないように軒下に下げておく。

囲炉裏(いろり) 

 イロリのほか、ユルリと呼ぶ地方もある。イロリの周囲の名称がある。家長の座を「ヨコザ」、主婦の座を「カカザ」、焚き物を置く隅を「キジリ」、客の座を「キャクザ」というのが一般的な呼び方である。 いろりは、おそらく先史時代の竪穴住居に見られる炉の伝統を継ぐのもであろう。床のない土座住居のイロリが、床上になって、土台を築上げ、今のような姿になったと思われる。

大黒柱 

 ニワ(土間)と床張りの部分の境界にある中心柱を「ダイコクバシラ」という。大黒柱を用いるようになったのは桃山時代から近世初期をいわれる。

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このページは、昭和町公民館が作成した資料を、千田佐市商店がhtml形式にして掲載したものです。
実際の資料とは少し構成が違っていますことを、ご了承ください。
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