千田佐市商店の文化事業部。音楽と芸術を、街へ。
アートオフィスサイチは、千田佐市商店の文化事業部です。本業の佃煮の傍ら、秋田を中心にクラシック音楽を各層へ届ける活動に取り組み、コンサートや朗読劇の企画、画家・写真家との芸術企画、そして「秋田・潟上国際音楽祭」の事務局を担っています。
近年は、佃煮を保存していた蔵を改築した「パティオ音楽院&ホール」を開きました。サロンホールでの演奏会と、併設のピアノ教室による日々のレッスン。聴く場と、学ぶ場。その両方を街に用意することが、いまの取り組みの中心です。
食を通じて街に親しまれてきた老舗だからこそ、文化の灯を絶やさぬよう、ささやかな取り組みを続けています。
佃煮を保存していた蔵が、音楽の場になりました。秋田県潟上市昭和大久保。
蔵当時そのままの梁の下に、グランドピアノとチェンバロ
「佐市の佃煮」の製品を保存するために使っていた蔵を、サロンホールに改築しました。蔵当時そのままの梁と、漆喰造りの白い壁。大きなホールでは感じにくい室内楽の繊細な響きをお届けする場所です。
光の差し込む大きな窓から見渡せるのは、南スペイン・アンダルシア地方を意識した中庭(パティオ)。現地から直接輸入したタイルを使った空間が、ここが秋田であることをしばし忘れさせます。少しの間、日常から離れて音楽に浸る時間を。